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渡部昇一先生

2007年8月19日 (日)

小国イギリスを世界の大国にした理由⇒『自助論』

「天は自ら助くる者を助く」

この言葉は1859年にイギリスで出版され、当時聖書の次に読まれたと言われるほど爆発的に売れたサミュエル・スマイルズの『自助論(Self・Help)』の言葉である。

日本では、1866年の幕末に一人の青年がイギリスに渡った。

その青年の名は中村正直(なかむらせいちょくorまさなお)。彼は幕府の学問所である昌平黌で学んだ。そして、昌平黌はじまって以来の秀才とまで云われた中村正直は幕府からの留学生としてイギリスに派遣された。

中村正直はイギリスで多くのことを学んだが、疑問が一つだけあった。

「イギリスは小さな島国、国土も日本と比べて差ほど大きいとはいえない。人口も大して多くない。それなのに、どうして、日本とこれほどの差があるのか?」

この中村正直の感じた疑問について大木が『スクール☆ウォーズ』というフィルターと重ね合わせて考えるとき、思い出される場面がある。

109対0で大敗したあとのあの伝説の場面だ!

滝沢:「同じ年、同じ背丈、頭の中だってそう変わらないだろう!それがどうして、109対0なんて差がつくんだ!お前たちゼロかゼロの人間なのか?…」

森田:「悔しいです!…」

ここで、話をもとに戻す。

中村正直は、彼が留学して2年後の1868年に明治維新の時代に突入し、この疑問をもったまま、帰国の準備をしなければならなくなった。

その準備を整える中、友人になったイギリス人から正直は一冊の本を渡された。

中村正直のイギリスの友人:「これは、イギリスで一番読まれている本だ

その本こそ、スマイルズの『自助論』であった。

イギリスからの帰国の船旅中、中村正直は友人から送られた『自助論』を開き、

イギリス滞在中の疑問が一気に氷解した。

その『自助論』の中に、小国イギリスを世界の大国にした理由が書かれたいたのである。

中村正直は日本に着くまでの間に再三読み返し殆ど暗記してしまった。

そして、帰国して『自助論』を翻訳し、 『西国立志編』のタイトルで

1871年にこの秘伝書が出版された。

西国立志編 Book 西国立志編

著者:サミュエル・スマイルズ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

日本の近代化を担った明治時代の青年に一番影響を与えた本である。

大木は、この『自助論』を私淑する渡部昇一先生に教えていただいた。

渡部昇一先生はこの『自助論』について

「一隅を照らす人生に入ることの重要さを具体的な例を用いて説いた安心立命の書である。」と仰っている。

明治時代の『修養の書』? ⇒  『自助論』=『西国立志編』 であるならば、

   大正時代の『修養の書』?⇒講談社の本 野間清治による『キング』等 

       ⇒現代版の『自助論』、『修養の書』?

          Cover0709 ⇒『致知』 

この事に気づいて欲しい。

明治時代の志を立てた人は皆『自助論』=『西国立志編』を読んでいたとするならば、先見性のある方々は、今のこの時代に本当に読むべき『修養の書』、毎月読める『修養の書』が『致知』であるということに気づき、致知の価値をお判りいただけるであろう。

また、既にリーダー達は読んでいる

『致知』は立志者の必読の書だと大木は確信し、推薦する!

しかし、毎日の通勤電車の中で大木が憂えている光景がある。

・暇つぶしで携帯電話をいじっている、携帯ゲームをしている人の多さ

・本を読んでいる若者や大人がいるが、その本の多くが漫画であること

・中吊り広告をじっくり読んでいる人が多いこと

この光景を大木は是非変えたい。

かつて、明治の時代に日本を訪れた諸外国の人々が、異口同音に、

「礼節をたっとび、信義に篤い日本人」と賞賛されたそうだ。

しかし、上記のような今の日本人を見て異国の人は軽蔑の目で見ていると

しても仕方がないと思われる。

今こそ、”自助努力”の大切さを認識し、

明治の志を立てた人たちが必ず読んだ『自助論』を読んで、

更にその『自助論』の現代版である、毎月の『致知』を読む若者・大人を

増やして行きたい。

電車の中で、朝夕を問わず、『致知』を読んでいる人が、目に付くようになれば、日本が再度世界から尊敬される国になるであろう。

大木の願いはそこにある。

どうか皆さんも『致知』を読んで、そして、日本中に、志を持ち、人を尊敬するという素養を持った子供たち、青年を増やしていくことにご協力を願いたい。

たった一人の情熱が、世の中を変えていくことがある。先ずは、皆様の周りから変えていこうではないか!

大木は現在、10人の友人や恩師、縁のあった年下の人に『致知』を贈呈している。

自分に本を読むことの大切さについて気づかせてくださったアメリカに在住する『スクール☆ウォーズ』原作者の馬場信浩先生にも当然、送っている。

自分は、中村正直の友人であるイギリス人の気持ちを味わうことができている。

おそらく、致知は日本一ギフト、贈呈されている雑誌であろう!

縁のある方へ、本当に人生の指針・糧となりうる本をプレゼントして見ることで感謝されればこれほどうれしいことはない。自分の言葉では、伝え切れないメッセージをご自身の友人に送ることや、お子さんがいらっしゃる方は、お子さんの更なる成長のために致知を送ってみるのも良いだろう。

スクールウォーズの先の勉強は致知で!

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