私の原点、『致知』との出逢い
私は、人生の節目節目でいろいろな出会いに恵まれてきました。
あれは昭和49年生まれの私が、小学校4年生の時のことでした。ご存知の方も多いとは思いますが、
『スクール☆ウォーズ』というラグビードラマとの出会いが私の教育思想の原点でした。
再放送を幾度となくされたこのドラマには、学校の授業では教えてくれない『心』をその見る時代時代で教えてもらいました。しかし高校では偏差値や有名大学への合格のことしか学校の先生には教えてもらうことはなく、自分の心は本当にやりたいことや、教育と云うものへの疑問がわくことが多く、この疑問を満たしてくれるのが当時読書嫌いの私にとっては5本のビデオに収めた『スクール☆ウォーズ』全27話でした。
この思いは、理工学部土木工学科に進んでからもあまり変わりませんでした。しかし、大学1、2年生の時分に遊びすぎて3年生でかなり卒業に危機感を覚えはじめてから勉強をし始めて、研究が面白くなり大学院にいってからは少し気持ちは変わりました。
信じることの大切さを『スクール☆ウォーズ』のドラマの中でも【信は力なり】という言葉で、再三出て参りますが、自助努力の大切さとチームワークの大切さを大学院入学試験の勉強を『研究がしたいという同じ目標』に向かって5人の仲間とすることで強く感じることが私にはできました。
そして無事大学院に合格して、1年が過ぎた大学院1年の1998年2月5日の22時のことでした。
当時『スクール☆ウォーズ』の話ができる友達に研究で泊まって居る時にスクールウォーズのHPを発見してもらい、人生が変わりました。
今は諸事情によりこのHPは閉鎖しておりますが、このHPの管理人が私と同じ年で当時、北海道大学の4年生の方でした。教育学部に在籍していた彼が、スクールウォーズに感化され教師を志て教育学部に入ったが周りの教師志望の人達が、教育に熱い思いをもっているのではなく、
『公務員=安定』という考えの人がほとんどであることを情けなく思い、自分には教師以外で他に教育に貢献できる道がないかと考えて立ち上げたHPでした。
このHPを発見したその夜中に私は彼にメールを書きそしてすぐさま返事を頂いて縁が出来ました。熱い思いに感激したのを今でも鮮明に覚えています。その彼が大手PCメーカーに入社が決まり東京に出てくるということで、
そのHPで知り合った仲間とオフ会を開催することになりました。そして、そのオフ会に『スクール☆ウォーズ』の原作となった『落ちこぼれ軍団の奇跡』という本の原作者:馬場信浩
先生がアメリカのロスからわざわざ駆けつけれくれたのでした。
それは、馬場先生の娘さんが偶然ハワイに留学中にそのHPを発見してくれたことによるものでした。
そして、その原作者馬場信浩先生との親交が深まり何時しか”師”と仰ぐようになりました。
海外とのメールの遣り取りや、帰国の際のお迎えなどをさせてもらえるまでになりました。
私にとって小学校4年生で感化を与えられたドラマの原作者の言葉には重みがありました。
当時、神戸の酒鬼薔薇事件など『スクール☆ウォーズ』を見て育った我々としては考えられないような凄惨な事件が相次ぎ、自分達に出来ることはないかといくことでそのHPを通じて『スクール☆ウォーズのビデオ化運動』というものをしておりました。その思いが何時しかTBS、大映テレビにも届き、
私の人生の節目の時に『馬場先生』がDVD化の話をTBSとまとめ発表してくださいました。
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泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(1) 販売元:キングレコード |
DVDだけであると当時プレステ2があまり普及していなく、後にビデオ化もされました。
それからも馬場先生から指導を頂き、何時の日かこの方と一緒に『スクール☆ウォーズ3』を作りたいという思いもあったのですが、私とHPの管理人の二人は馬場先生より『お前たちは、お前たちでスクールウォーズ以外のもので勝負しろ!』と激を飛ばされました。この尊敬する師からの言葉も心に響きました。
そんなこともあったのですが、スクールウォーズの先を勉強したいという思いに駆られていた私はある日この馬場先生に質問しました。
大木:『スクールウォーズという我々に絶大な感化を与えたドラマの原作本を書かれた先生はあのドラマの原作本を書かれるにあたりどういう方の本を読まれてきたのですか?』
馬場先生:『ohki、よくぞそれを聞いてくれた!この人の本を本屋で一冊でも良いから見つけたら手にとってそして、良いと思ったら買ってみてくれ!』
とある方を紹介されたのでした。
その時、勧められたのが平成の元号を考案したといわれ、終戦の詔勅に筆をいれた
『安岡正篤先生』の著作でありました。いまでの鮮明に覚えております。
そのとき初めて購入したのが、致知出版社の『人物を修める』でした。
そして、馬場先生から、本を読むのが大嫌いであったこの私が、本屋に行くのが楽しくなるぐらい
にまで、の気持ちの変化、『ちょっとした気持ちの切り替え』が本当に信じてきた先生からの
言葉であれあば、心の奥まで響いて、その響いている波動が永遠に伝わるものだと思いました。
今でも馬場先生には本当に感謝しております。
これが、私の教育について自分がやるべきことは何かを問い始めた原点であります。
スクールウォーズに感化された者には、次の世代にバトンを渡していく責任が
あります。自分に課せられた仕事と使命に感謝して、 『致知』という雑誌の存在を若い人たち、ご存じでない団塊の世代の方々に伝え、全国に感動する習慣を広めていきたいと思います。
心の導火線に火を付けることができればと思っております。
早い時期に、”人を尊敬するという心の習慣”を持つことの大切さも日本中に広めたいと思います。
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